一級建築士事務所マツ MATSU ARCHITECTS / 代表 松下慎太郎

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    草加アパートメント 2018

    老朽化した木造アパートをどうするか、賃貸業を営むオーナーにとって悩みの種です。都内から、ましてや駅からも遠いとあれば尚更で、加えて無断で飼っていた猫やタバコの臭いが染みついて…絶望的です。まずは内装すべてを取り払い、構造体も徹底的にクリーニングし、エアリーな空間としました。壁も天井もすべて白く塗り込みますが、間取りの変更によって空間の中心に曝け出された数本の柱のみを、生活の拠り所となる事を期待してそのままにしました。さらに幹線道路沿いという環境にもメスを入れるべく、既存バルコニーの造形を活かして木製のバスケットを付加し、バッファー空間(テラス)をつくりました。変わり映えのないアパートがアイコニックな建築に生まれ変わりました。お金をかけず手をかけず、元の姿を手掛かりにブラッシュアップする事が一つの答えかも知れません。